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- 『名作「明日今」ができるまで』第2話
2015年11月に大人が楽しめる電子書籍絵本レーベル 「絵本屋.com」 を本格始動させ、作家陣と意欲的に新作づくりを次々と展開していた私は早々に大ヒット作品を電子書籍市場に送り出したいと考えていました。 その思いを全く同様に捉えてくれていたのが、 絵本屋.com 立ち上げメンバーのサトウヒロシ氏ですが、彼は毎月1冊の作品づくりに取り組み、その作品群の殆どがアマゾンキンドルストアの売れ筋絵本ランキング1位を獲得する人気ぶりでした。 しかし、スグに課題が判明しました。 元々、リサーチ済みでしたので想定内の課題ですが、キンドル内では絵本の読者は非常に少なく、絵本ランキングで1位になっても大した反響を作れなかったのです。 そうすると、狙うのはキンドルの全電子書籍のランキングである総合ランキングとなります。 これは相当な難易度があります。 しかし、そのレベルまで到達しないと全く儲からないのもよく解り、何とかならないかと二人して焦っていました。 そんな最中、ヒット作品づくりのアイデア探しに絵本学会の大会(2016年5月28日@京都女子大学)に参加したのですが、そこで我々が味わったのは旧態依然としたクラシカルな絵本に酔いしれる学会会員及び参加者の光景でした。 私は絵本学会に数年間、会員としてその動向をウォッチしてきたのですが、残念ながら絵本に対する革新的な取り組みは感じられませんでした(これは私の立場での意見ですのでご了承下さい) 上記の大会に参加した際に、二人で今は無き、京都の新京極商店街にあったシェーキーズで安酒を交わしながら、現況の絵本市場の危うさを話し合い、やはりもっと大人が堪能できる質の高い絵本を創らないと!と激論を交わしました(確かビールを3杯くらいとピザやパスタを食べながら※サトウヒロシ氏は根っからのフライドポテト好きのため、それを頬張りながら) そこで私が彼にテーマとして投げかけたのが、日本人なら大概好きな「自己犠牲」だったのです。 その振りを受けて、彼は「 自己犠牲ねぇ、解りますよ、勿論。ただ、お涙頂戴な感じになったらダメですよね、そして誰かが死ぬとかもダメです。ボクはそういうの、好きじゃないから」 と私に返答しました。 私 「そうそう、ボクもそう思いますよ。中々難しい注文ですが、サトウさんならきっと描けますよ。いくつかシナリオを考えてみてもらえないですか」 こんなやり取りをして、その日は別れたと思います。 ※いつもなら、カラオケやラウンジに行って朝帰りな二人ですが、その日は実にクールに帰宅しました。 そして数日後にいくつかのシナリオがサトウヒロシ氏から挙がってきたのですが、その中の一つに! 絵本屋.com とは 2015年11月からサービスを開始した、大人向け電子書籍絵本レーベル。大人が笑える、泣ける、癒されるといったピュアな感情を得られる絵本を所属の絵本作家陣と共に創作し、各種電子書籍絵本ポータルサイトで販売している。代表作のサトウヒロシ作「明日死ぬかもしれないか今お伝えします」はアマゾンキンドルストア総合ランキング第2位を獲得する大ヒット作(2018年12月にMBS「ちちんぷいぷい」に今井とサトウヒロシが生出演で作品が放送されている)絵本屋.comの一部の作品は海外でも人気を博し、中国、台湾、韓国、アメリカで紙書籍、電子書籍で流通している。
- 『名作「明日今」ができるまで』第1話
皆さん、こんにちは。 先ほど、折り畳みの椅子を閉じる際に左手の中指を詰めてしまった 絵本屋.com の今井です。 年末は娘が車のドアに右手の親指を詰め、まだまだ療養中のところ、私も…。 まあ、軽くですので大丈夫です! さて、今日からシリーズものを書いていこうと思います。 何と! 絵本屋.com 史上、最大のヒットとなったサトウヒロシ氏の 名作「明日死ぬかもしれないから今お伝えします」 通称「明日今」ができるまでのことをお伝えしていこうと思いますので、是非チェック下さい! そして、このブログの各記事にはいいね!と思われた際に押せるハートマークがありますので、そちらもポチっと教えて頂くとモチベーションが上がります! この 絵本屋.com ですが、 創業物語 で述べてる通り、当初は親友であるスーパーデザイナー、現絵本作家、現万年筆画家のサトウヒロシ氏と立ち上げた訳ですが、彼のメジャーデビュー作 「万年筆画絵巻レノン40シリーズ」 がいきなりアマゾンキンドルストア売れ筋絵本ランキング1位を獲得し、絶好調なところ、もっとインパクトのある作品づくりのため、私と二人で相当な議論を展開していました。 実はサトウヒロシ氏の作風はファンの方ならばお気づきかと思いますが、必ずハッピーエンドになる流れがあり、それが彼が最も大事にしているポイントなのですが、私は数多のエンタメ作品を見てきて、日本人が好きな作風に「自己犠牲」というものがあると確信していました。 所謂「大切な相手のためなら死ねる!」という奴ですね。 (梶原一騎先生の「愛と誠」の岩清水を思い出します) そのエッセンスをどうにか作中で昇華できないかと彼に依頼したことが、「明日今」をデザインする始まりだったと思います。 先に述べた通り、彼はハッピーエンドを大事にするので、この点に関しては相当悩んだと思います。 こんなことをテーマに議論を深めていた際に、丁度良いタイミングで 絵本学会 の大会が京都女子大学で開催されることとなり、何か良いアイデアに触れられるかと考え、二人で参加することにしました。 2016年5月28日のことだったと思います。 絵本屋.com とは 2015年11月からサービスを開始した、大人向け電子書籍絵本レーベル。大人が笑える、泣ける、癒されるといったピュアな感情を得られる絵本を所属の絵本作家陣と共に創作し、各種電子書籍絵本ポータルサイトで販売している。代表作のサトウヒロシ作「明日死ぬかもしれないか今お伝えします」はアマゾンキンドルストア総合ランキング第2位を獲得する大ヒット作(2018年12月にMBS「ちちんぷいぷい」に今井とサトウヒロシが生出演で作品が放送されている)絵本屋.comの一部の作品は海外でも人気を博し、中国、台湾、韓国、アメリカで紙書籍、電子書籍で流通している。
- 超名作ハートカクテルをご存知ですか?
新年明けましておめでとうございます。本年もどうぞ宜しくお願い致します。 2025年になりましたね。 元旦から寒さが増してきているように感じています。乾燥も…。 年末年始は沢山イベントがあるため、健康にはくれぐれも気をつけて過ごしましょう。 さて、新年1回目の投稿のネタは2016年9月の思い出からです。 何故、今にこの記事を書くのかというと、その出会いから毎年、大御所画家の〇〇さんから年賀状を頂く関係が続いていて、今年も素晴らしい1枚の年賀状(描き下ろしイラスト)を頂いたことが動機です。 その大御所とは!! あの!! そう、あの!!! ハートカクテル で超有名な わたせせいぞうさん です。 天下のわたせせいぞうさんとの関係は京都商工会議所のイベントでお会いする機会があり、その後に私からコンタクトさせて頂き、東京のアトリエにお邪魔させて頂いたのが始まりです。 私は ハートカクテル の 大、大、大ファン ですので、その作者である、 わたせせいぞうさんにお会いできたこと自体、超感激でしたが、とてもフレンドリーに接して頂いたことが更に嬉しすぎる出来事でした。 余談ですが、私はたたき上げの営業からビジネスマン人生を開始しているため、これまでに1万人程度は個人事業主から大企業の経営者、著名人とお会いしていて、常に対等な目線で関係構築をされる方が見習うべき最高の逸材だとマークしています。 反対に、自ずと上下関係を作り、距離を作る相手とはそれまでであり、残念な方だと思うようにしています。 この余談から理解して頂けると思いますが、わたせせいぞうさんは前者であり、尊敬すべき素晴らしい方でした(こういう出会いを沢山増やしたいですね) そんな大御所と サトウヒロシ氏 を繋げてみたいと考え、2016年9月に3人でお茶をした際の1枚です(今から8年半も前のことなので誰もが若いですね。そして、いつの間にかそんなに時間が経ったとは…) わたせせいぞうさんは昨年に画業50周年を迎えられ、現在、長野県松本市の松本PARCOで 「わたせせいぞう展」 を開催されています。 1月11日(土)は先着150名限定のサイン会をされるそうです。 遠すぎていけないのが至極残念 です! フルカラーで描かれる大人の物語のショートショート、 ハートカクテル は 絵本屋.com の企画を考える上で、自然と意識したシリーズです。 いつ、何度読んでもあのクール過ぎる世界観は爽快です。 また、今夜、全話読み返そうかと思っています。 それでは、今年1年も皆さんが最高に幸せなことを心から願っております。 絵本屋.com とは 2015年11月からサービスを開始した、大人向け電子書籍絵本レーベル。大人が笑える、泣ける、癒されるといったピュアな感情を得られる絵本を所属の絵本作家陣と共に創作し、各種電子書籍絵本ポータルサイトで販売している。代表作のサトウヒロシ作「明日死ぬかもしれないか今お伝えします」はアマゾンキンドルストア総合ランキング第2位を獲得する大ヒット作(2018年12月にMBS「ちちんぷいぷい」に今井とサトウヒロシが生出演で作品が放送されている)絵本屋.comの一部の作品は海外でも人気を博し、中国、台湾、韓国、アメリカで紙書籍、電子書籍で流通している。
- 久しぶりに取材を受けました。
読者の皆さん、こんにちは。 今日は2024年最後の日ですね。明日から2025年。 単なる日が変わるだけですが、人間が決めた新年というイベントに昇華されます。 いつもながら不思議です。 人間は1年間の季節の移り変わり毎に何等かのイベントを設けて、時間の流れや変化を生活に生かす習性がありますね。それを神や仏と関係させて解釈したり、そのように昇華しないと過去、現在、未来の意味を理解できないからかとは感じています…。 私はイベントよりも毎日、毎日、今日自体が非常に大切だと思っているので、年中行事に影響されることなく、日々を大切に過ごしていきたいです。一過性より常態化した大切さが時間を慈しむことなのかと思っています。生物にとって時間とは生きている期間と解釈しますし。 さて、所謂、年末になるとこんなアホな考えが頭を巡りますが、先日、久しぶりにメディアの取材を受けました。有り難いことです。 不動産の業界紙ですが、記者の方が大人向け絵本にとても関心があり、 絵本屋.com の作品も多数読んで頂いた上で質問をされましたので、とても有意義でした。 取材は30分から1時間の予定が、1時間30分の取材対応でした(私はその後の予定が狂いまくり、大変でしたが、その取材はそれ以上に重要な対応でした) その業界紙の紙面の中で、趣味のコーナーがあり、次回(来年4月発行分)に「大人がハマる絵本」の記事を書きたいとのことで、 絵本屋.com に依頼が入り、取材に至りました。 その取材中にもいつもの質問が展開されました。 記者「絵本って、子供向けばかりで、大人が読むものがないですよね。ネットで調べても大人向けと書かれながらも殆どが子供向けの絵本ばかりで読む気になりません」 仰る通りなのです!! だから、私は 絵本屋.com を立ち上げたのです。 絵本市場には大人向けの絵本は殆ど存在しません。 ニーズはあるのに、業界が盛り上げないために全然ダメなのです。 だから、絵本屋.comみたいなミクロなレーベルにも注目が集まるのです。 やっぱり業界全体で大人向け絵本ジャンルを活性化させ、ニーズを顕在化しなければ、大人が満足する良質な絵本は増えていきません。 これが本当の私の課題だと気づきました。 今回の取材はそのようなとても大事な気づきを与えれくれるものでした。 絵本屋.com では勿論、作家陣とヒット作品を創出することが大目標ですが、業界と連携し、大人向け絵本市場をちゃんと創ることも相当なミッションです。 2025年はそのミッションも追いかけて行こうと思います! 今年のブログはこれで書き止めです(来年はもっと書きます!すみません) 皆さん、本年も誠に有難うございました!! 皆さんの新しい1年が最高に幸せな日々であることを心からお祈り申し上げます。 2024年12月31日 絵本屋.com 主宰 今井秀司 絵本屋.com とは 2015年11月からサービスを開始した、大人向け電子書籍絵本レーベル。大人が笑える、泣ける、癒されるといったピュアな感情を得られる絵本を所属の絵本作家陣と共に創作し、各種電子書籍絵本ポータルサイトで販売している。代表作のサトウヒロシ作「明日死ぬかもしれないか今お伝えします」はアマゾンキンドルストア総合ランキング第2位を獲得する大ヒット作(2018年12月にMBS「ちちんぷいぷい」に今井とサトウヒロシが生出演で作品が放送されている)絵本屋.comの一部の作品は海外でも人気を博し、中国、台湾、韓国、アメリカで紙書籍、電子書籍で流通している。
- あの!アニメ制作会社ともコラボしています。
こんにちは、 絵本屋.com の今井です。 今年の12月は11月末までのタスクシューティングで堅実に過ごせる予定でしたが、ドンドン新しい無茶ぶりに強襲されて、疲労困憊になってきました…。 私の住む、兵庫県豊岡市はポツポツ雪も降り始め、用心が必要になってきました(特に運転が) さて、今日のネタですが、実は! あの! どの!? いえいえ!(くどい) あの!有名なアニメ制作会社の P.A.WORKS さんとも 絵本屋.com はコラボを果たしています。 P.A.WORKS さんと言えば 「サクラクエスト」 が私は大好きな作品で、皆さんもご存知ではないでしょうか? P.A.WORKSさんのHPはこちらから是非ご覧下さい! P.A.WORKS さんの幹部に私のビジネススクールの同級生が勤務していることから繋がりが生まれ、堀川社長が絵本や児童文学、演劇がお好きであったことから、一緒に絵本を創りましょうとなり、 絵本屋.com の所属作家である、 ごみたこずえ さんを迎え、共同制作が始まりました。 私は 絵本屋.com創業秘話 でも書いている通り、絵描き志望でしたので、アニメ制作会社にはとても憧れがあり、凄い仕事が舞い込んできたものだと嬉しさを噛みしめていました(強運なことに、先のゲッチャリロボの絵本もそうですが、私の好きな相手とのコラボが沢山、自然発生しています) そんなご縁で生まれたのが、この 「はじまりの木」 でした。 絵本の原案が堀川社長で、 ごみたこずえ さんが制作を担当しています。私は黒子でいつもながら進行管理と営業調整です。 本編は上質なファンタジーです。キャラクター、世界感、大筋のシナリオは堀川社長の原案ですが、それを受けて 絵本屋.com 側でアレンジに挑戦し、完成しています。 ごみたこずえ さんの画力には脱帽ですが、作品ごとにタッチも変える能力があるため、その都度、痺れています。 と、いう風に有名アニメ制作会社さんともコラボを果たし、私は大満足でした。 オリジナル絵本もコラボ絵本もオーダーメイド絵本もどれもに刺激があり、とても楽しい仕事です。 今日はこんなところにします。 それでは皆さん、良い週末をお過ごし下さい! 絵本屋.com とは 2015年11月からサービスを開始した、大人向け電子書籍絵本レーベル。大人が笑える、泣ける、癒されるといったピュアな感情を得られる絵本を所属の絵本作家陣と共に創作し、各種電子書籍絵本ポータルサイトで販売している。代表作のサトウヒロシ作「明日死ぬかもしれないか今お伝えします」はアマゾンキンドルストア総合ランキング第2位を獲得する大ヒット作(2018年12月にMBS「ちちんぷいぷい」に今井とサトウヒロシが生出演で作品が放送されている)絵本屋.comの一部の作品は海外でも人気を博し、中国、台湾、韓国、アメリカで紙書籍、電子書籍で流通している。
- おかしのかみさま
おはようございます。 現在は朝の10時過ぎです。 この絵本屋.com ブログも書けるときに書く!ことをルールにしていますので今日はこのタイミングです。 今日のネタですが、 絵本屋.com を運営している私の地元である兵庫県豊岡市(兵庫県の日本海側の街)は実はお菓子の神様を祭る 中嶋神社 があります。 遠い昔、海外からお菓子の源とされる、蜜柑(当時は非時香菓※トキジクノカクノコノミと読みます)を持ち帰ったのが田道間守命(タジマモリノミコト)であり、その人物を祭るために創られたのが中嶋神社であり、豊岡市がお菓子の発祥の地と呼ばれています。 この伝説に関しては、兵庫県豊岡市説と和歌山県海南市説の2つがあります。 どちらがどうなのかは解りませんが、そんな郷里であり、毎年4月には菓子祭りが行われています。 そんな中で地域の活性化のために、地元の但馬信用金庫さんから打診を受け、2020年11月に田道間守命伝説をモチーフにした 「おかしのかみさま」 の絵本を絵本作家、万年筆画家のサトウヒロシ氏と共に創作しました。 この絵本は豊岡市内の全ての保育園、幼稚園、こども園、小学校、図書館に献本もして頂き、郷土絵本としても展開されました(下の画像は神戸新聞に取材を受けた記事です) 正直、かなり面白い内容だと自負しています! 親子で楽しめ、豊岡市がおかしの街であることを学べる1冊なんですね。 サトウヒロシ氏の冴えわたる万年筆画も最高ですし、中嶋神社や豊岡市役所などの地元の風景も描かれています。 こちらもアマゾンで販売中です。 サトウヒロシ「おかしのかみさま」 おかしのかみさまである、田道間守命がどんな人物か、お菓子はどうやって日本に生まれたかを知って頂くには最適な絵本ですので、是非是非ご一読下さい! 絵本屋.com とは 2015年11月からサービスを開始した、大人向け電子書籍絵本レーベル。大人が笑える、泣ける、癒されるといったピュアな感情を得られる絵本を所属の絵本作家陣と共に創作し、各種電子書籍絵本ポータルサイトで販売している。代表作のサトウヒロシ作「明日死ぬかもしれないか今お伝えします」はアマゾンキンドルストア総合ランキング第2位を獲得する大ヒット作(2018年12月にMBS「ちちんぷいぷい」に今井とサトウヒロシが生出演で作品が放送されている)絵本屋.comの一部の作品は海外でも人気を博し、中国、台湾、韓国、アメリカで紙書籍、電子書籍で流通している。
- あの!ソフビ人形の絵本を創っています。
皆さん、2022年に放映されたTBSのドラマ 「アトムの童」 はご存知でしょうか? その作中で大きな意味を持つソフビ人形があるのですが、そのソフビ人形の絵本なんかも、実は 絵本屋.com で企画し、販売しているのです! 「ゲッチャリロボ‐孤独の行方‐」 私は「アトムの童」をリアルタイムで視聴していましたので、その絵本の企画を打診された時は新手の詐欺だと思ったくらいです! その時の衝撃のストーリーは以下からご一読頂けます。 テレビドラマで大活躍の人気カプセルトイ「ゲッチャリロボ」が絵本になるまで。一通の逆オファーからスタートした出版プロジェクトの裏側。 この作品は初のチーム制作でして、企画は私、シナリオは作家の咲セリさん、絵はごみたこずえさん、そしてキャラクター提供はオタクリームさんの4人体制で取り組みました。 この制作はかなり面白かったですね! 通常、 絵本屋.com では編集者の役割を私が担当し、絵本作家とマンツーマンで作品を作り上げていくのですが、今回はそれに加えて2名のクリエイターとのものづくりで、とても刺激的でした。 作品のモチーフは私がアイデア出しするのですが、その後の咲セリさんの超高速シナリオ作成と、ごみたさんの才能あふれる絵画には痺れました。 そして、元々のキャラクターデザインをされているオタクリームさん(こちらも実は制作集団です)からゲッチャリロボの世界感と各キャラクターの詳細な設定を伝授して頂くのですが、その設定はまさにス〇ーウ〇ーズ的な内容で、私の趣味嗜好にピッタリでモチベーションが上がりまくりました! このように絵本づくりは私にとって、とても楽しいものです。 まだまだ大人向けの絵本の市場を活性化できていないですが、私や作家陣は大人向け絵本の価値をまざまざと感じていますので、もっと読者は存在すると捉えています。 大人が楽しめる絵本。 これからも作家陣とヒットを目指して創作していきます! これは最近、ごみたこずえさんから頂いたゲッチャリロボの雪遊びのイラストです。 癒されますね。 絵本屋.com とは 2015年11月からサービスを開始した、大人向け電子書籍絵本レーベル。大人が笑える、泣ける、癒されるといったピュアな感情を得られる絵本を所属の絵本作家陣と共に創作し、各種電子書籍絵本ポータルサイトで販売している。代表作のサトウヒロシ作「明日死ぬかもしれないか今お伝えします」はアマゾンキンドルストア総合ランキング第2位を獲得する大ヒット作(2018年12月にMBS「ちちんぷいぷい」に今井とサトウヒロシが生出演で作品が放送されている)絵本屋.comの一部の作品は海外でも人気を博し、中国、台湾、韓国、アメリカで紙書籍、電子書籍で流通している。
- 私の大人向け絵本の原点
お早うございます。 現在、2024年12月13日、午前10時22分です。 「寒い!」 まさに冬ですね。今年も秋は殆ど感じられませんでした。 もう何年間も紅葉などは楽しめていない気候ですね。 日本は地球温暖化の影響で四季から夏と冬のみの二季になる説も耳にします。 さて、そんな独り言は良しとして、このブログもドンドン書いていきたいのですが、日々の何やらかんやらで中々、管理画面を開けないですね(単なるスケジュールミス) できれば週2、3回は投稿しようとイメージング中です。ネタはありますので! 今日は私が大人向けの絵本に心を奪われた1冊の紹介です。 1冊というか、この学研さんから出版されているシリーズ全てに痺れまくったのですが! そう! それは! 「菊田まりこ」さんの絵本です!! このポケットサイズの本文70ページほどのシンプルな絵本(シリーズは5冊かと思います)が、私が大人向けの絵本にハマるきっかけでした。 確か、若かりし頃に京都のジュンク堂書店で大人向け絵本コーナーで目にして、軽く立ち読みし、その場で感動し、即買いしたと記憶しています。 その後、このシリーズ及び菊田まりこさんワールドにハマりまくりました。 いつか菊田まりこさんとも一緒に絵本づくりがしたいなぁと心に決めたことも思い出します。 どハード過ぎた新人営業マン自体にこの絵本に出会い、暫く時間が経過し、また読み直してみてもやっぱり素晴らしい癒しの絵本で、大人向け絵本の価値を私も世の中に広めたいと思い、今に至ります。 このシリーズはどれもメッセージがはっきりしていて、プレゼントにも最適です。 私もしばしば、その用途で使わせて頂きました。 この絵本は今はアマゾンで購入可能です。 菊田まりこさん「いつでも会える」 気になった方は是非チェックしてみて下さい。 こんな感じの極上の大人向け絵本は中々無いです。 だから自分でレーベルを創ったという訳ですが。 今日はこんな感じでログアウトします。 それでは皆さん、良い週末を! 絵本屋.com とは 2015年11月からサービスを開始した、大人向け電子書籍絵本レーベル。大人が笑える、泣ける、癒されるといったピュアな感情を得られる絵本を所属の絵本作家陣と共に創作し、各種電子書籍絵本ポータルサイトで販売している。代表作のサトウヒロシ作「明日死ぬかもしれないか今お伝えします」はアマゾンキンドルストア総合ランキング第2位を獲得する大ヒット作(2018年12月にMBS「ちちんぷいぷい」に今井とサトウヒロシが生出演で作品が放送されている)絵本屋.comの一部の作品は海外でも人気を博し、中国、台湾、韓国、アメリカで紙書籍、電子書籍で流通している。
- 大人気絵本「クッキー!」祝!台湾版発売!
こんにちは。 大人が楽しめる電子書籍絵本レーベル 「絵本屋.com」 の今井です! 今日は嬉しいニュースです。 先日から、かわいみゆきの大人気絵本 「クッキー!」 が台湾での出版のオファーを受け、 編集作業が進められていたのですが、無事に発売されました! 「クッキー!」 は電子でも紙でも販売中ですが、全国の図書館にも納品され、沢山の読者に楽しんで頂いている1冊になります。 内容は親子で楽しめる1冊で、ある孫の男の子とそのおじいさんとのクッキーをめぐる、心が癒される絵本です。 この絵本は大人も子供も楽しめる、読者の年齢層がとても幅広い作品です。 私の子供も大好きな一冊で、一時はこの絵本ばかり読んでいました(笑) 日本のオリジナル分は紙書籍、電子書籍共にアマゾンから購入できますが、試し読みはYOMOさんの通販サイトから可能ですので、是非一度ご覧下さい。 かわいみゆき「クッキー!」YOMO通販サイト そして、台湾版は台湾のアマゾンと呼ばれる 『博客来(ポーカーライ)』 で絶賛発売中です! 絵本屋.com はサービス開始当初より世界進出を計画していましたので、今や中国、台湾、韓国、アメリカなどで作品が流通していることに感謝です! 世界進出に関してはPHP研究所様とのタイアップで実現しているため、本当に有り難い限りです。 これからも素晴らしい絵本を1冊でも販売できるよう、作家陣と新作づくりに注力していきます。 大人の心を癒す、感動の大作をプロデュースするのが私の夢です。 頑張ります!※以下の写真は私の心のイメージです(笑) 絵本屋.com とは 2015年11月からサービスを開始した、大人向け電子書籍絵本レーベル。 大人が笑える、泣ける、癒されるといったピュアな感情を得られる絵本を所属の絵本作家陣と共に創作し、各種電子書籍絵本ポータルサイトで販売している。代表作のサトウヒロシ作 「明日死ぬかもしれないか今お伝えします」 はアマゾンキンドルストア総合ランキング第2位を獲得する大ヒット作(2018年12月にMBS「ちちんぷいぷい」に今井とサトウヒロシが生出演で作品が放送されている)絵本屋.comの一部の作品は海外でも人気を博し、中国、台湾、韓国、アメリカで紙書籍、電子書籍で流通している。
- もうじきクリスマスですね。
今年も早いもので、というか最近ずっと高速なのですが、来月で2024年も終わります。 (この1年の概念も人間が勝手に決めているので、本当はただ毎日が過ぎているだけですが) さて、そんな12月の恒例イベントはクリスマスですよね。 今年も皆さんは如何お過ごしされますか? 私は平日なので、夜に家族と定番のメニューとケーキを食べて過ごす考えです。 娘からは相当前にサンタクロースへのプレゼントのリクエストがあり、そろそろサンタクロースに依頼しないとですが。 今日はそんなクリスマスにちなんだ絵本の紹介です。 絵本屋.com 作品には複数のクリスマス絵本があるのですが、今日はその中から1冊をチョイスしました。 かみやさぶろう「パフさんとコップくん パフさんのクリスマス」です。 この絵本は電子書籍版と紙書籍版があり、紙書籍版はプレゼントにもオススメです。 超可愛い絵柄ですが、しっかり大人向けの絵本なんですね。 ※電子書籍版の詳細ページへ ※紙書籍版の詳細ページへ パフさんとコップくんシリーズはキャラクターデザイン、物語の環境設定がしっかりされていて、一瞬でその世界観に入り込むことができる秀逸な絵本です。 今回のオススメ作品では、パフさんの相棒のコップくんがちょっと素敵な大人のふるまいをするシーンが感動的です。 いつもながらのことですが、 絵本屋.com の作品は忙しい大人の心にひと時の癒しの提供を目的にしていますので、この作品からもじんわり、心が温まる瞬間を感じて頂けると思います。 今年のクリスマスも皆さんにとって、ゆっくり過ごされることを星に願おうと思います。 絵本屋.com とは 2015年11月からサービスを開始した、大人向け電子書籍絵本レーベル。 大人が笑える、泣ける、癒されるといったピュアな感情を得られる絵本を所属の絵本作家陣と共に創作し、各種電子書籍絵本ポータルサイトで販売している。代表作のサトウヒロシ作 「明日死ぬかもしれないか今お伝えします」 はアマゾンキンドルストア総合ランキング第2位を獲得する大ヒット作(2018年12月にMBS「ちちんぷいぷい」に今井とサトウヒロシが生出演で作品が放送されている)絵本屋.comの一部の作品は海外でも人気を博し、中国、台湾、韓国、アメリカで紙書籍、電子書籍で流通している。
- 第9話「何故、大人向け電子書籍絵本を始めたのか?」
京都のインテリジェントビルのベンチャールームは2名が限定のブース毎にベンチャーが入居する区割りのフロアで、2005年のベンチャーブーム時代においては中々最先端なテナントでした。 その小さな区割りブースの背中合わせに、夜から出勤してくる、とある人物との出会いがこの後、絵本屋.comを創るきっかけとなったのです。 当時、私は誰よりも早く、そのベンチャールームに出社し、誰よりも遅く退社していました。 その退社時間が大体、23時頃でしたが、その時間から朝方まで勤務するという完全夜型の人物がいました。 最初は私が帰る際に見かけるくらいで、全く印象に残らない存在でした。 というよりも本人も存在感を消していたそうです。 夜中に出社していた理由も人と会いたくなかったからだと、後でその人物から教えてもらいました。 私のブースと背中合わせのそのブースは医学博士が経営するメディカル系ベンチャーでしたが、医学系の書籍も出版されていて、そのデザインを担当していたのが、その夜中から来る人物であり、医学博士の息子さんでした。 そんな日々が続くある日、少しの間だけその彼と二人の時間が発生しました。 そろそろ帰宅しようとする私は、後ろの人に挨拶をして帰ろうかと、そのブースを覗くと、 余りにも見事なイラストをPCで描かれていて、イッキに話しかけたくなりました。 「あの、凄いイラストですね!デザイナーなんですか?」 それが、まだ神戸大学に在学中(8回生?)のヤング 「サトウヒロシ」 との出会いであったのです。 佐藤さんは「あ、はい」とかなり緊張した様子で返事をすると、話しかけて欲しくないオーラを爆発させていました。 しかし、私は元々絵描き志望ですから、興味津々です。 私「デザインとかイラストとかかなり好きなんですよ。天野喜孝さんなんて最高ですよね!」 このキラーワードに、佐藤さんは「え!そうなんですか!ボクも大好きです」と前のめりになって態度を変容させたのでした。 その後、二人でかなりオタクな話で盛り上がり、ここから私たちの関係は相当な密度を増していくのでした。 絵本屋.com とは 2015年11月からサービスを開始した、大人向け電子書籍絵本レーベル。 大人が笑える、泣ける、癒されるといったピュアな感情を得られる絵本を所属の絵本作家陣と共に創作し、各種電子書籍絵本ポータルサイトで販売している。代表作のサトウヒロシ作 「明日死ぬかもしれないか今お伝えします」 はアマゾンキンドルストア総合ランキング第2位を獲得する大ヒット作(2018年12月にMBS「ちちんぷいぷい」に今井とサトウヒロシが生出演で作品が放送されている)絵本屋.comの一部の作品は海外でも人気を博し、中国、台湾、韓国、アメリカで紙書籍、電子書籍で流通している。
- 第8話「何故、大人向け電子書籍絵本を始めたのか?」
1999年4月から私の社会人生活は始まりました。 今からもう25年前ですね。 仕事と音楽の両立を目指してはいたものの、世間は激動期であったのとスーパー営業会社での日々は痛切なもので、とても音楽などしている暇は有りませでした。 当初から1年くらいの社会人経験で良しと考えていたので、予定通り、その最前線からは離脱し、ずっと前に考えていたフリーター生活に移行しました。 残業がなく、土日祝が完全に休めるアルバイトでただ暮らしていけるレベルで良いと考えた私は倉庫内の肉体労働を選びました。確か、8時30分始業の17時終業という余りにも規則正しい職場でした。 このアルバイトをしながらセミプロのミュージシャンのレッスンを受けつつ、時々ライブをするようになりましたが、この倉庫内の肉体労働はとてもとてもハードだったため、半年間で辞めることにしました。時間はできたのですが、帰宅後に体力が続かず、断念しました。 そこで求人誌を見て、飛び込んだのが新卒の就活時に会社説明会のみ参加したリクルートのグループ会社でした。 運良く採用され、求人広告営業マンとしてまたビジネスシーンに復帰しました。 リクルートグループは超優良企業でしたので、休日、福利厚生共に最高レベルで、残業もありますが自分の力量で何とでもコントロールできるため、1社目の有線放送のような過酷さは全くありませんでした。 その当時の私にはこれもまたカルチャーショックでした。 リクルートは日本の企業だけど、中身は外資家企業のようなアグレッシブさと柔軟さを持ち合わせていて、非常に合理的。そして体育会系出身のインテリ集団であり、その人材力の凄さを肌で感じ、その際に初めて「起業」を意識しました。 なんせ、次々と異動や出向、グループ再編、そして起業などが展開していく機動力のある組織でしたので20代前半の私にとっては刺激的でした。 「そうか、起業という手段を用いれば、自分の時間もやりたいことも実現できるかもしれない」 そう心を躍らせたことを今でも覚えています。 リクルートグループでの仕事ぶりは水を得た魚のようにしっくりきて、会社からも評価を頂ける営業マンになっていました。 このまま、ビジネスマンとして成功を目指すのも面白いのかなと思ったのもそれが初めてでした。 また、セミプロミュージシャンのところでレッスンをし直したりして、今度こそ仕事と音楽の両立を目指していきましたが、先ほど述べた、かすかな起業マインドがメラメラと燃え始めていたことに気づかされました。 実はその頃には、自分にはミュージシャンの素養がないこと、絵描きとしての人生も再開できないことを実感していましたので、本当に自分に向いているだろう道を模索する心境が芽生えていました。 ここから超端折りますが、リクルートグループはその後、もう1社(人材紹介)経験し、その時期に一人で会社を創業したての私より2つ年下の起業家と出会い、一緒にIPOを目標にベンチャー経営を進めて行くのですが、時は2005年の春ごろのことでした。 その小さな人材系ベンチャーをまだ2名で経営していたところ、京都の有名なインテリジェントビルの中に開設されたベンチャールームで、ダイヤモンドの原石と言えるクリエイターと出会うのでした。 この出会いが、2011年に絵本屋.comをスタートさせるきっかけとなる運命的な出来事だったのです。 絵本屋.com とは 2015年11月からサービスを開始した、大人向け電子書籍絵本レーベル。 大人が笑える、泣ける、癒されるといったピュアな感情を得られる絵本を所属の絵本作家陣と共に創作し、各種電子書籍絵本ポータルサイトで販売している。代表作のサトウヒロシ作 「明日死ぬかもしれないか今お伝えします」 はアマゾンキンドルストア総合ランキング第2位を獲得する大ヒット作(2018年12月にMBS「ちちんぷいぷい」に今井とサトウヒロシが生出演で作品が放送されている)絵本屋.comの一部の作品は海外でも人気を博し、中国、台湾、韓国、アメリカで紙書籍、電子書籍で流通している。