絵本作家紹介「かみやさぶろう」
- 絵本屋.com 主宰 今井秀司
- 4月23日
- 読了時間: 3分
こんにちは、絵本屋.comの今井です。
さて、絵本作家紹介シリーズですが、第2段はかみやさぶろうさんです。

2011年9月から大人向けの電子書籍絵本ビジネスを企画した私は作家のリクルーティングにも当然ながら注力していました。
そのためにまず、取り組んだことは京都にある芸大で絵本づくりをされている先生やOBOG、現役生に声をかけることでした。
私がアプローチした芸大は京都精華大学と嵯峨美術大学でした。
その理由は精華大にはOBOGが登録できるクリエイターズサイトが充実していて、そこから直接、各人へ問い合わせが出来たこと、そして絵本専攻はないのですが、マンガ専攻があり、興味を持ってもらえるかと考えたためでした。そして、嵯峨美は絵本専攻が短大に存在していて、ドンピシャだったのですが、それ以上にその専攻を教えられている神谷先生自体がしっかりと絵本制作に取り組んでいらっしゃり、そのクオリティが圧倒的に高く、私は一瞬で心を奪われました。
以上のことから精華大からは沢山のクリエイターに声がけしましたし、神谷先生ともやり取りを開始し、私のビジョンに賛同して頂けました。
そして、2011年当時は創業秘話シリーズで述べている通り、電子書籍化技術と販売網の確立を思考錯誤していましたので、パブーという比較的簡単に電子書籍を出版できるポータルサイトで「パフさんとコップくん」シリーズのプロトタイプと言える「ナンデくん」シリーズを創作して頂きました。これはショートショート絵本で、今はパブーもGMOグループから別の会社の運営に変わり、絵本屋.comの作品群は全て引き上げましたので、以下のムービーからお楽しみ頂けます。
ショートショート絵本ムービー
このような出会いから、かみやさろうさんとは共に大人が楽しめる電子書籍絵本分野の創出にお力を頂戴しています!
大学の先生、クリエイター、絵本作家の3足の草鞋を上手に履き分ける、かみやさぶろうさんとはこれからも新しい絵本づくりを楽しんでいきますので、新作の発表をご期待下さい!
絵本屋.comとは
2015年11月からサービスを開始した、大人向け電子書籍絵本レーベル。大人が笑える、泣ける、癒されるといったピュアな感情を得られる絵本を所属の絵本作家陣と共に創作し、各種電子書籍絵本ポータルサイトで販売している。代表作のサトウヒロシ作「明日死ぬかもしれないか今お伝えします」はアマゾンキンドルストア総合ランキング第2位を獲得する大ヒット作(2018年12月にMBS「ちちんぷいぷい」に今井とサトウヒロシが生出演で作品が放送されている)絵本屋.comの一部の作品は海外でも人気を博し、中国、台湾、韓国、アメリカで紙書籍、電子書籍で流通している。