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久しぶりに取材を受けました。

読者の皆さん、こんにちは。

今日は2024年最後の日ですね。明日から2025年。


単なる日が変わるだけですが、人間が決めた新年というイベントに昇華されます。

いつもながら不思議です。


人間は1年間の季節の移り変わり毎に何等かのイベントを設けて、時間の流れや変化を生活に生かす習性がありますね。それを神や仏と関係させて解釈したり、そのように昇華しないと過去、現在、未来の意味を理解できないからかとは感じています…。


私はイベントよりも毎日、毎日、今日自体が非常に大切だと思っているので、年中行事に影響されることなく、日々を大切に過ごしていきたいです。一過性より常態化した大切さが時間を慈しむことなのかと思っています。生物にとって時間とは生きている期間と解釈しますし。


さて、所謂、年末になるとこんなアホな考えが頭を巡りますが、先日、久しぶりにメディアの取材を受けました。有り難いことです。



不動産の業界紙ですが、記者の方が大人向け絵本にとても関心があり、絵本屋.comの作品も多数読んで頂いた上で質問をされましたので、とても有意義でした。


取材は30分から1時間の予定が、1時間30分の取材対応でした(私はその後の予定が狂いまくり、大変でしたが、その取材はそれ以上に重要な対応でした)


その業界紙の紙面の中で、趣味のコーナーがあり、次回(来年4月発行分)に「大人がハマる絵本」の記事を書きたいとのことで、絵本屋.comに依頼が入り、取材に至りました。


その取材中にもいつもの質問が展開されました。


記者「絵本って、子供向けばかりで、大人が読むものがないですよね。ネットで調べても大人向けと書かれながらも殆どが子供向けの絵本ばかりで読む気になりません」


仰る通りなのです!!

だから、私は絵本屋.comを立ち上げたのです。


絵本市場には大人向けの絵本は殆ど存在しません。

ニーズはあるのに、業界が盛り上げないために全然ダメなのです。


だから、絵本屋.comみたいなミクロなレーベルにも注目が集まるのです。

やっぱり業界全体で大人向け絵本ジャンルを活性化させ、ニーズを顕在化しなければ、大人が満足する良質な絵本は増えていきません。


これが本当の私の課題だと気づきました。


今回の取材はそのようなとても大事な気づきを与えれくれるものでした。

絵本屋.comでは勿論、作家陣とヒット作品を創出することが大目標ですが、業界と連携し、大人向け絵本市場をちゃんと創ることも相当なミッションです。


2025年はそのミッションも追いかけて行こうと思います!


今年のブログはこれで書き止めです(来年はもっと書きます!すみません)




皆さん、本年も誠に有難うございました!!

皆さんの新しい1年が最高に幸せな日々であることを心からお祈り申し上げます。


2024年12月31日

絵本屋.com 主宰 今井秀司







2015年11月からサービスを開始した、大人向け電子書籍絵本レーベル。大人が笑える、泣ける、癒されるといったピュアな感情を得られる絵本を所属の絵本作家陣と共に創作し、各種電子書籍絵本ポータルサイトで販売している。代表作のサトウヒロシ作「明日死ぬかもしれないか今お伝えします」はアマゾンキンドルストア総合ランキング第2位を獲得する大ヒット作(2018年12月にMBS「ちちんぷいぷい」に今井とサトウヒロシが生出演で作品が放送されている)絵本屋.comの一部の作品は海外でも人気を博し、中国、台湾、韓国、アメリカで紙書籍、電子書籍で流通している。



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